古来から『冷えは万病のもと』といわれます。
退院後、せっかく、食事療法や代替療法を続けて回復したというのに、
とつぜん、症状が悪化して亡くなるケースがあります。

いろいろ調べてみると、大抵が、季節の変わり目、
とくに寒さが厳しくなる11月ごろから2月ころに、
アクシデントが多いのです。

ちなみに、人間の平熱は36度ですが、これが0,5度下がるだけで、
免疫力が40%下がるという報告もあります。
病人の体温が下がることは死に近づくことを意味します。
僕は退院から10年たちましたが、
なんども再発や転移の危機に襲われました。
しかし、上手くクリアできたのは、
薬草や薬食療法で体を温めることはもちろん、
日頃から携帯カイロでも湯たんぽでも、
身近にあるもので体を冷やさない工夫を
心がけたことが大きな理由だと思います。

えー? そんな子供騙しみたいな療法でガンに立ち向かえるはずがない――
大抵の人が苦笑いするのですが、
「冷えはガンのもと」という教訓を忘れた人が、
ガンをこじらせて病院に駆け込み、
抗ガン剤治験薬やモルヒネを浴びせられ、
死を急いだ例はたくさん見てまいりました。
病気の不調を感じると、すぐ病院に駆け込んで、
薬をドサドサと服用しがちですが、化学薬とて体を冷やし、
体調を崩す原因となりますから、
まず「体を冷やさない」工夫を、食べ物や身繕いでこらすことが、
あらゆる病気克服の基本なのです。

食べ物にしても、寒い冬の日や猛暑の冷房病にやられたときは、
温かいものを食べて、陰陽調和=中庸バランスを図ることが大切です。
いくら体によいからといって、
老人が野菜ジュースやドリンク剤を飲みつづけたらどうでしょう? 
夜寝られないほどのトイレ通い、果ては心まで冷え切ってしまうことでしょう。

では、どうすればよいのか? 
いくら検査を繰り返したり、健康食品やビタミンをとっても、
それだけで改善されるというものではありません。
とくにガンはしぶとい病気ですから、
食事や呼吸法の生活習慣のバランスをはかることはもちろん、
季節の変わり目には薄着や冷暖房には気をつけましょう。
厳冬の冬だけでなく、冷房のきつい夏も要注意です。
「体を冷やさない」とくに「患部を冷やさない」ことが大切です。
ガンは高温を嫌い、冷えを喜びますから、夜寝る前に風呂で体を温めたり、
寒い日には臆せずに携帯カイロも湯たんぽも使いましょう。

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